今回の記事はTERAの内容は全く関係ありません。
少しホラー(?)な要素を含む内容となるため
苦手な方は読まないか、注意して読んでください。
今日、仕事仲間と暇な時間に
心霊現象とかUFOとか
非科学な話題になって
いろんな体験エピソードを語り合ってて
その中で久しぶりに思い出した体験があった。
正直なところ、この記憶自体すごく前のもので
おそらく小学校1年生かそれ以下の頃だったと思う。
だから記憶補正で勘違いしてる可能性もある。
でもそんな小さい頃の記憶なのに
その不思議体験だけはかなり鮮明に覚えてる。
そんなお話を書いていきます。
私が小さかった頃、とある田舎の一軒家に住んでいた。
自宅の近くにはローカル線が走る線路があって
周囲はほとんど畑で、近くに養鶏場があった。
学校へも3キロくらい歩いて通っていた。
遊びに行くにも公園は学校よりも遠い場所にしかなく
大概は近所の友達の家か
歩いていける距離にある「ロックの森」と呼ばれる
誰かの私有地と思われる小さな森が主な遊び場になっていた。
何故「ロックの森」と呼ぶのかは誰も知らず
特に音楽(ROCK)に縁のある地域でもない。
その地域に根付いた呼び名だった。
ある夏の日、私と友達3人の計4人で
ロックの森に虫捕りに行っていた。
畑の間のろくに舗装されていない道を進むと
左手側にロックの森の入り口がある。
普段は入り口を入ってすぐのところにある大木の樹液に
大量の虫が集まっていて、よくそこでカブトムシを獲っていた。
しかしその日だけは、その大木に虫はおらず
何故か大木の脇に小さな獣道があった。
見たことのない道に一同は好奇心に駆られ
奥へ進んでみることにした。
しかしこれがなかなか距離があった。
子供の足とはいえ、5分くらいはまともに歩いたと思う。
あとでgoogleMAPで確認した広さから見ても、明らかに広い。
いつの間にかあたりは竹林の風景だった。
「こんなところに竹なんてあったんだ?」と友達に話しかけるも
さも当たり前かのように友達は遊んでいる。
そしてそこの竹はなぜか、子供の力でも引き抜けるほど
根が弱く、軽かった。
面白がって竹を何本か倒してしまったのだが
すぐに友達は冷静になり「もうやめよう」と言ってきた。
遊んでいるうちにすっかりどっちから来たのかわからなくなってしまった。
1本道だったので、とりあえず直感で歩いた。
しかし、おそらく間違っていたのだろう。
道の途中にお稲荷様の祠と思しきものが建っていた。
祠の先にも道があったような気がするが、行かなかった。
まだ日も高く、空気も澄んでいて
不思議と不安はなかった。
こんなところに祠があるのかと、一応お祈りしてみた。
それからのことは覚えていない。
あとになって思い返してみると
そのときに一緒だった友達は、一人も実在していなかった。
そもそもロックの森を知っていて、一緒に遊べる友達など
当時は1人しかいなかった。
それでもそのときは3人をいつも遊んでいる友達だと思いこんでいた。
今はどれだけ思い出しても
男の子3人だったこと以外は、顔も名前も思い出せない。
どうしても気になってしまったので
ロックの森について検索してみるも、ヒットなし。
まぁそもそも地元の呼称だから仕方がないか。
その森の場所は覚えていたので、googleMAPで衛星写真を見ることに。
ロックの森自体はまだ残っており、当時と変わらない面積のようだが
やはり記憶の中の森とは規模が違う。小さすぎる。
そして竹など1本も生えていない。
ストリートビューをしてみるが、農道のため撮影されていなかった。
八幡の藪知らずという場所をご存知だろうか。
千葉にある禁足地のことなのだが
入ると道に迷ったり、妖怪に襲われるなどの逸話のある場所だ。
ロックの森では妖怪は出なかったが
友達だと思いこんでいた男の子が3人
そしてその場所では有り得ないはずの竹林に迷い込んでいた。
竹林に祠があるというシチュエーション。
祠の大きさや形が八幡の藪知らずにそっくりだった。
鳥居はなかったが。
ただ、千葉県ではない場所での出来事なので
関連があるかは正直微妙なところ。
そしてこれはこの話と関係があるのかわからないのだが
後に神社にて恐怖してしまう経験があった。
私は高校を卒業してすぐ、都内の専門学校に通っていた。
学費を出してもらえるほど裕福な家庭ではなかったので
新聞配達をしながら学費を返済しつつ学校へ通う
新聞奨学生制度というものを利用していた。
これがかなりブラックで大変な思いをしたが、
今回はこの話は置いておこう。
当時の私の配属はM区の専売所だった。
専売所からすぐのところに大通りがあり
日常生活で結構頻繁に芸能人をみかけるような立地だった。
私が住み込みしていたのは雑居ビルの3畳一間だったが。
その頃の新聞の配達区域の近くに
K神社という都内にしてはそれなりの大きさの神社があった。
私の受け持つ区域ではなかったので、暫くの間行くことはなかったのだが
最寄りの神社なのに、この地域に住んでいて一度も行かないのは
何か良くないような気がすると思い
ある日、配達がスムーズに進んで時間が15分ほど余った日に
寄ってみることにした。
時間指定の家への配達は終わっており
あとはゆっくり配っても大丈夫なタイミング。
時間は早朝4時半頃
冬場だったのでまだあたりは真っ暗だ。
配達用バイクのエンジン音も近隣の迷惑かもしれないので切った。
この地域は土地の起伏が激しく
私の配達区域からでは坂の上、神社の裏手側の階段から行くしかなかった。
奥には薄っすらと街灯がついていて、
階段は曲がりくねっている割には簡単に降りられた。
途中までは何事もなかったのだが
階段を下りている途中、突然今まで吹いていた風が止み
揺れていた雑草の音なども一切聞こえなくなった。
ほどなくして神社の建物が見えた瞬間だった
とんでもない悪寒が走り、恐怖で本能的に
「ここから先へ行ってはいけない」と悟った。
なにかが見えたわけでもない。
理由はわからないが、いってはいけないと思った。
泣きそうになりながら配達用バイクまで戻り
配達後にその神社の区域を担当してる人に聞いてみたが
その人も場合によっては同じ時間帯にその神社をまわるが
特に何かが起こったことも、怖いと感じたこともないという。
その人にはビビっただけだろと茶化されたが
その一瞬だけで今でもトラウマになっているほどだ。
この話については、聞いただけではよくわからないと思う。
ロックの森の話との関連性も微妙なところだし
ただの「ぼくビビリましたネタ」にしかならない。
でも気持ち的には何か関連がありそうな気がしている。
と、ここまでが不思議な体験の話でした。
2つ目の話はただの恐怖体験だが(;’∀’)
ロックの森の話は、なにせ小さい頃の話なので
実際には全然違う場所の記憶を混同して
一つのストーリーに作り上げちゃってる可能性もあります。
でも本当に有り得ない場所に行っていたのだとしたら・・・
ちょっと夢がある話ですよねーw
出現した祠も、お稲荷様っぽい感じがしたので
今度近所のお稲荷様にお参りしてみようかなと思います!
もしそれでまた拒否反応でたら
絶対何かしら関連があるのだろう・・・
どうしたらいいのかわからないけど\(^o^)/
というわけで、突然の変な話失礼しましたw
また次回( ´Д`)ノ~